ベルリン映画祭アカデミー賞受賞!故郷を奪う入植の暴力『ノー・アザー・ランド』をベルリンから見る。
ベルリン, 2025年2月
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区で進行する、イスラエル入植者たちによる破壊と占領。

その現実を、パレスチナ人とイスラエル人の監督たちが共同で映像に捉えたドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』が日本でも公開となった。

ちょうど1年前の2024年ベルリン映画祭で世界初公開されたこの作品と、ベルリンには折り合いの悪い関係性がある。ベルリンにおけるこの作品をめぐる二つの騒動により、さらに鮮明となっていったドイツの歪んだイスラエル擁護と「反ユダヤ人主義」取締りの問題の深刻さと、「友情の物語」としてマーケティングされているこの映画が本当に伝えようとしていることは何か、昨年11月にベルリンの特別先行上映会で二人の監督たちの質疑応答と併せてこの作品を鑑賞したAkiraとYukoが話す。
wouwiuwa - Aokigahara | Root Radio 15/10/2020
Root Radio
Oct 2020